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BTR-82A IFV のバックアップ(No.2)
武装と能力
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| 座席 | 兵装 | 弾数 | 装填 時間 | 備考 | |
| 1 | 操縦手 | 物資の積み下ろし | |||
| 弾薬の補給 | - | - | この車両から歩兵が直接弾薬を補給もしくはFOBに弾薬を補給できる。 | ||
| 2 | 砲手 | メインウェポン | |||
| 3UBR6 AP弾 | 150 | - | 30mm砲弾を発射する。軽装甲車両から同等程度の装甲をもつ歩兵戦闘車クラスまで、ある程度の装甲車両に対して有効。 | ||
| MK210 HE弾 | 150 | - | 多目的榴弾。歩兵に対してはかなりの威力を発揮するが乗り物に対しての威力は期待できない。 | ||
| サブウェポン | |||||
| 同軸機銃 | - | - | 主砲に装着するPKT軽機関銃。対歩兵能力を強化する。 | ||
| カウンターメジャー | |||||
| 煙幕擲弾発射装置 | 2 | - | 煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵よる捕捉をかく乱させる。 | ||
| オプティクス | |||||
| ズーム・オプティクス | - | - | 2段階にズームする基本的な光学サイト。 | ||
| スタビライザー | - | - | 移動中の照準のブレを低減する。 | ||
| 3 | 車長 | オプティクス | |||
| ズーム・オプティクス | - | - | 3段階にズームする基本的な光学サイト。 | ||
この車両はロシア陣営で利用されていてロシア陣営において戦車を除く車両の中でもっとも強力な車両と位置付けられています。
装輪車両ならではの機動性の高さに30mmカノン砲が取り付けられた本車はロシア軍の機動戦の能力を大きく向上させるでしょう。また、高い発射レートによって敵車両との撃ち合いでも時間あたりのダメージ比で優位に立てることが多いです。
その一方で米軍や英軍の対抗車両枠にはブラッドレーやウォーリアーが存在するので車両の装甲や耐久力においては劣っているという弱点も抱えています。
ソビエト連邦軍では、装甲兵員輸送車として装輪装甲車であるBTR-60PBやBTR-70を運用していた、しかし、1979年から始まったアフガニスタン侵攻では、出入り口が上面にしか無いため、乗降しようとした兵士がムジャーヒディーンに狙撃される、ガソリンエンジンは被弾するとたちまち発火・炎上し、しかも小型のエンジン2基という組み合わせでは荒地での運用が困難などといった欠点が次々と露呈し、BTR-60、70共々「燃える車輪付き棺桶」という不名誉なあだ名が流布する有様であった。
こうした欠点を改善すべく、アルザマス自動車工場では1984年から新型装甲兵員輸送車の開発を開始した。
BTR-70がBTR-60PBからの小改造にすぎなかったのに対し、BTR-80は様々な改造が施されている。
主機は、BTR-70までは120馬力のガソリンエンジンを2基搭載していたのに対して、BTR-80では260馬力のディーゼルエンジン1基にまとめられた。ディーゼルエンジンは被弾した際に発火しにくく、また、燃費も良いことから、出力の向上と信頼性の確保がはかられている。
BTR-70では逆三角形の小型のもので実用性に欠けた側面ハッチは、上部にもハッチを追加して大型化している。そのため、ハッチ上部は前方向に、ハッチ下部は真下に開く、やや複雑な構造になっている。兵員室は、天井がやや高くなり容積が増加している。完全武装の兵員8名が左右4名ずつ背中合わせで乗車する。
BTR-80は1987年からソ連陸軍の自動車化狙撃師団に配備され始め、現在もロシア連邦陸軍自動車化狙撃師団の主力兵員輸送車になっている。輸出も積極的に行なわれており、旧ソ連諸国を中心に22ヶ国以上に輸出されており、5,000両以上が配備されているとみられる。
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