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GAZ-2330 Tigr-M のバックアップ(No.2)
武装と能力
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| 座席 | 兵装 | 弾数 | 装填 時間 | 備考 | |
| 1 | 操縦手 | 物資の積み下ろし | |||
| 弾薬の補給 | - | - | この車両から歩兵が直接弾薬を補給もしくはFOBに弾薬を補給できる。 | ||
| 2 | 砲手 | メインウェポン | |||
| Kord 12.7mm HMG | 300 | - | Arbalet-DM RWSに搭載されている。歩兵から軽装甲車両までに有効 | ||
| オプティクス | |||||
| 1PN66 | - | - | 2段階にズームする光学照準サイト。 | ||
| 3 | 車長 | オプティクス | |||
| TNK-1 | - | - | 2段階にズームする視察用光学サイト。 | ||

米軍のM-ATVより一回り小さい
Tigrは2001年のIDEX展示会で初公開され、2004年に96台でパイロット生産が開始された。ロシア陸軍は2006年末にプロトタイプバージョンであるGAZ-2975を正式に採用した。 その後、2007年に正式に製造が開始された。
民間向けを含めいくつかバリエーションがあるが、CTC(英語:STS)GAZ-233014はロシア軍向け量産型で、クラス3相当の防御力を持つ軽装甲SUV型。内部はアラミド繊維で作られた破片防止コーティングを施してある。 4ストロークターボチャージャー付きディーゼルエンジンカミンズB205を採用している。STSは、2007年3月6日からロシア連邦国防大臣の命令により、ロシア連邦の参謀本部への供給が承認された。
ロシア陸軍に正式採用後は国内の過激派掃討やグルジア紛争で実戦を経験した。
また、Tigr装甲車は、クリミア危機でロシアが配備したAFVの1つであると報告され、現地の状況を報道する映像にも映り込んでいる。兵士の一部はロシア海軍歩兵部隊に属しているように見えたが、海軍は以前Tigrを採用していないと思われていたため、発見された例(2014年2月28日の夜のセヴァストポリ近くの車列)は、車両がロシア陸軍から譲渡または貸与されたものであると思われる。
2015年3月初旬、OSCEの検査官は、マリウポリの東にあるシロカイン村近くのDPRチェックポイントを警備している「偽装されたGAZ TIGRタイプの装甲兵員輸送車」を発見したと報告している。
GAZ-233114 Tigr-Mは、2010年の兵器見本市で発表された発展型の装甲SUVタイプ。YaMZ-534ディーゼルエンジンの搭載、後部座席数増加、リアハッチ形状変更などが行われている。"AMN-233114"、"VPK-233114"の形式表記も見られる。ロシア軍向けに大量生産中である。
Tigr-Mシリーズの外観上の目立つ特徴として、エンジン変更に伴いエンジンフード形状が変わり中央部が盛り上がっている点が挙げられる。
RWS(Arbalet-DM)などに対応しており一部車両に搭載されている。またRWSを直接操作するためのハッチが追加されている。
2018年8月21~26日にモスクワ近郊のクビンカで開催された陸軍防衛ショーで、防護が強化されたTigrが展示された。アップグレードはシリアでの作戦中に得られた戦闘経験に基づいており、ASN 233115 Tigr-M SpNと呼ばれている。
Tigr-Mに搭載されているArbalet-DMの総重量は約250kg。武装は毎分600発の発射レートである6P49 Kord 12.7mm重機関銃。地上目標での照準範囲は昼間で2,000メートル、夜間で1,500メートル。弾薬は450発搭載可能である。さらに、4連装発煙弾発射装置を装備している。
火器管制システムは、ターゲットサンプルの検出と識別の範囲を提供する低倍率のテレビカメラとガンナー照準システムPC-SU IPTSYU.201219.026が組み込まれている。レーザーレンジファインダーは100mから3000mまでの距離を測定可能である。
Arbalet-DMは、Typhoon、Tigr、MT-LB、ANT-1000Rロボットシステムなど各種装甲車両やUGVに搭載されテストされた。
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