イジェフスク機械工場社の技師ウラジミール・ヤリギン(Vladimir Yarygin)の手によって設計された。
9x19mmパラベラム弾を使用しており、西欧の自動拳銃に近い様式の拳銃であるが、スライド、グリップフレームが昔ながらのスチール製[1]と、保守的・堅実な設計となっている。
通常弾薬に加え、中央精密工学研究所によって開発された9×19mmPBP弾など高性能徹甲弾を使用可能で、 ГОСТ Р 50744-95規格のクラス2aの防弾装備を貫通する能力を備えている。
2008年からロシア連邦軍やFSB・MVDのスペツナズなどに配備されている。また、MP-446が欧米向けに製造・販売されているなど、民間市場の商品としても注目されている。
MP-443はイジェフスク機械工場側の呼称で、ロシア連邦軍ではPYaと呼ぶ。どちらもグラッチと呼んで差し支えない。
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