BMP-2M のバックアップ(No.3)
武装と能力
特徴、アドバイス、補足
バージョン8.0で実装されたBMPを近代化改修したBMP-2Mはロシア軍に実装されました。戦闘グループによって、ロシア軍陣営でもBMP-2とBMP-2Mの配置比率が変わっていたり入れ替わったりすることがあります。
歩兵戦闘車紹介
BMP-1の近代化改修を行うこととなり、制式化された車両がBMP-2である。 BMP-2は、BMP-1の車体を可能な限り流用することで生産コストを低減しているため、エンジンはBMP-1と同系統のものを採用している。操縦手の配置はBMP-1と変わらないが、車長は大型になった砲塔に砲手と乗ることにより、全周視界を得られるようになった。砲塔が大型化した分、後部兵員室上部のハッチが四つから二つに減っている。 装備する30mm 2A42機関砲は榴弾340発と徹甲弾160発、計500発の機関砲弾を車内に搭載し、砲手が徹甲弾と榴弾を任意に切り替えることができるデュアルフィード設計になっている。発射速度は単発、低速連射(毎分200発~300発)、高速連射(500発~800発)の切り替えができる。砲の仰角は75度まで取ることができ、BMP-1の欠点であった対空戦闘能力が格段に向上している。砲塔上部に装備された対戦車ミサイルは初期は9M111 ファゴット(NATOコードネーム:AT-4 スピゴット)であったが、後期型は9M113 コンクールス(NATOコードネーム:AT-5 スパンドレル)を装備している。 近代化型であるBMP-2M"Berezhok"は、砲塔を30mm 2A42機関砲、PKMT 7.62mm同軸機関銃を搭載し、さらに上面後部にAGS-30グレネードランチャー、砲塔両側面に9M133M 'Kornet-M'の2連装ランチャー、BMD-4でも採用された新型昼夜兼用サイトBPKZ-42を装備したB05Ya01 Berezhok砲塔に換装したものである。この砲塔はかつてBTR-90にも採用されていた 。ロシアは数百台のBMP-2をアップグレードする予定である。 後継車と目されるBMP-3の国内生産数がさほど多くなく、相当数のBMP-2がロシア陸軍に存在しているが、将来次世代の歩兵戦闘車によって更新されるまでは、この車種が近代化改修を施されながら主力歩兵戦闘車として、ロシア陸軍を支えて行くことになるだろう。 コメント
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