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BMP-2 のバックアップ(No.4)
武装と能力
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| 座席 | 兵装 | 弾数 | 装填 時間 | 備考 | |
| 1 | 操縦手 | カウンターメジャー | |||
| 煙幕展開機能 | 30秒 | - | ディーゼルエンジンの排気システムに燃料を噴射することによって車体右側面から煙幕を展開し、敵から自車両や味方歩兵を隠蔽する。 | ||
| 物資の積み下ろし | |||||
| 弾薬の補給 | - | - | この車両から歩兵が直接弾薬を補給もしくはFOBに弾薬を補給できる。 | ||
| 2 | 砲手 | メインウェポン | |||
| 3UBR6 AP | 160 | - | 2A42 30mm機関砲から発射する。軽装甲車両から同等程度の装甲をもつ歩兵戦闘車クラスまで、ある程度の装甲車両に対して有効。 | ||
| 3UOR6 HE-T | 300 | - | 榴弾。歩兵や非装甲車両に対してかなりの威力を発揮する。 | ||
| 9M113 Konkurs | 4 | 12.5秒 | 有線誘導可能な対戦車ミサイル。 | ||
| サブウェポン | |||||
| 7.62mm機関銃PKT | 800x2 | - | 主砲右側に装備された同軸機関銃。 | ||
| カウンターメジャー | |||||
| 902V Tucha 2連装発煙弾発射器×4 | 2 | - | 煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵による捕捉をかく乱させる。 | ||
| オプティクス | |||||
| 2E36-4 | - | - | 移動中の照準のブレを低減するスタビライザー。 | ||
| BPK-2-42 | - | - | 最大6xの倍率を持つ昼夜兼用照準サイト。 | ||
| ハンターキラー能力 | - | - | 砲手と車長が視点を同期することでスムーズに敵を補足することができる。 | ||
| 3 | 車長 | カウンターメジャー | |||
| 902V Tucha 3連装発煙弾発射器×2 | 2 | - | 煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵から自車両を隠蔽する。 | ||
| オプティクス | |||||
| スタビライザー | - | - | 移動中の照準のブレを低減する。 | ||
| TKN-3BP | - | - | 5x/4.2xの倍率を持つ昼夜兼用双眼視察装置 | ||
| ハンターキラー能力 | - | - | 砲手と車長が視点を同期することでスムーズに敵を補足することができる。 | ||
BMP-1によく似ているが、砲塔が大型化しているのが特徴で、主武装に初期は30mm機関砲2A42と半自動有線誘導式の9M111 ファゴット(NATOコードネーム:AT-4 スピゴット)対戦車ミサイル、後期には30mm機関砲と半自動有線誘導式の9M113 コンクールス(NATOコードネーム:AT-5 スパンドレル)が採用されている。機関砲は、軸安定装置と二系統の給弾装置を備える。弾薬には徹甲弾・曳光榴弾・通常榴弾の3種類があり、車両だけではなくヘリコプターなどの航空機も攻撃でき、発射速度は200-300発、500発/分を選択できる。その他、防御のために煙幕発射装置を取りつけることもできる。
乗員は3名で、7名の兵員を輸送することができる。6名の兵士は後部の兵員室に搭乗する構造で、3人がけの座席2列に背中合わせに座る。残る1名は砲塔の左前、操縦士の後ろの座席に搭乗する。ここは本来は分隊長の席だったが、後部兵員室と隔離されており、兵士たちを指揮するのに不便なことから、分隊長は後部兵員室に座り、前席には機関銃手などが座るケースが多くなった。この点に関しては後部兵員室に下車戦闘班8名全員が搭乗できるBMP-1よりも劣っている。一方、乗員3名はそれぞれ、操縦手と砲塔に乗る砲手および車長で、砲塔に砲手だけが乗るBMP-1とは構造が異なっている。車長が砲手と共に砲塔に乗ることで全周視界を得られるようになり、また戦闘時に砲手と意思疎通しやすくなったのは大きな進歩である。
近代化型の砲塔には、2連装9M113対戦車ミサイルのランチャーが両側面に搭載され、計4発の9M113対戦車ミサイルを装備している(この砲塔はBTR-90にも使われている)。
エンジンなどを含め車体はBMP-1と似通っているため、航続距離などの変化はほとんどなく、重量増加のため一時期水上航行機能は取り外されたが程なく復活し、BMP-1と同じく水陸両用で走ることができるようになった。
後継車と目されるBMP-3の国内生産数がさほど多くなく、相当数のBMP-2がロシア陸軍に存在しているが、将来次世代の歩兵戦闘車によって更新されるまでは、この車種が近代化改修を施されながら主力歩兵戦闘車として、ロシア陸軍を支えて行くことになるだろう。
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