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熟練歩兵戦の手引 のバックアップ(No.6)
序論
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| 名称 | 任務 | 兵科 | 備考 |
| ①FIRETEAM A | FOBの建築 | 分隊長・ライフルマン | 初心者はここに配置すると良い |
| ②FIRETEAM B | 敵FOBや敵装甲車の破壊 | 工兵・LAT・HAT | 必要ならMedicを付ける |
| ③FIRETEAM C | 射撃能力を活かした遠距離戦 | 機関銃兵・軽機関銃兵・グレナディア・マークスマン | 必要ならMedicを付ける |
| 名称 | 任務 | 兵科 | 備考 |
| ①FIRETEAM A | FOBの建築 | 分隊長・ライフルマン | 初心者はここに配置すると良い |
| ②FIRETEAM B | 敵FOBや敵装甲車の破壊 | 工兵・LAT・HAT | 必要ならMedicを付ける |
| ③FIRETEAM C | 射撃能力を活かした遠距離戦 | 機関銃兵・軽機関銃兵・グレナディア・マークスマン | 必要ならMedicを付ける |
敵チームにとって、拠点周辺に存在するあなたのチームのFOBは拠点攻略上非常に邪魔な存在で、拠点を完全に中立化し、その拠点を完璧に制圧するためには、その拠点周辺のFOBを排除しなくてはなりません。
視点を変えて拠点を防衛中のあなたの分隊にとって、FOBは命綱です。拠点を白旗にされても、その拠点に付属する位置にFOBがあれば味方の増援を呼べ、いつでも取り返す事ができます。
FOBが有り続ける限り、その拠点は落ちないと言ってもいいでしょう。物資を要請したり、自分で持ってきたり、死亡した分隊員に持ってこさせたり、前線に物資を運ぶ方法はいくらでもあります。
FOBは一つ作って終わりではありません。壊されそうなら防衛し、復旧できそうなら再建し、ダメそうなら別のものを作りましょう。
TANK分隊の分隊長がわざわざ戦車から降り建築するよりは、歩兵分隊が建築するほうが良いと言えます。
チームの兵站を担う専門の部隊(以下Logistics)分隊が存在するのがベストですが、いつも存在するとは限りませんし、Logistics分隊にそれほどリソースを割けないチームでは特に、Infantry自らが積極的に建設するべきです。
SQUADはFPSですが、戦闘だけではなく、建築によってチームに貢献することが出来ます。Logistics分隊は戦闘や制圧、偵察などで急がしい他の歩兵隊がその仕事に専念出来るよう、FOBの建築や弾薬の供給などを担います。
通常2名で構成され、大抵の場合は補給トラックを一台、使用します。ただし、FOBは建築して終わりではなく、その後も維持が必要で、全ての分隊がこの役割を内包していると考えるべきです。
後方攪乱も歩兵の重要な仕事です。前線を迂回し、敵部隊の動向を観察したり、敵の補給線に攻撃をしたり、地雷を設置したり、後方からFOBを破壊するなど、素早く的確な作戦行動が要求されます。
通常のInfantryでは機動力に劣り、何より旗とは関係のない場所に9名もの大人数が散らばっていると、前線の維持に支障が出ます。素早く、散り散りになっても戦える、練度の高い少人数の部隊、Light InfantryやReconが行うのが理想です。
他にも、Mortarが迫撃砲によってこの役割を担うことがあります。
分隊のkill/deathに関わってくる要因にはこの3つがあり、歩兵分隊は主に任務”拠点制圧”において、この3つを繰り返す集団であるといえます。

常に身を隠せる位置から身を隠せる位置に、点と点を結ぶように、隊員を遮蔽物から遮蔽物に移動させましょう。戦闘を開始した位置は非常に大切で、その戦闘の結果やその後の治療のしやすさに関わってきます。
分隊長のペースで常に移動できることが望ましいですが、移動速度は分隊員の練度・人数に大きく左右されます。分隊に初心者がいるようであれば、分隊長はマーカーを使い具体的な指示を出しましょう。
| 名称 | 任務 | 兵科 | 備考 |
| ①FIRETEAM A | FOBの建築 Officerは建築ができる唯一の兵科 | 分隊長・ライフルマン | 初心者はここに配置すると良い |
| ②FIRETEAM B | 至近距離での戦闘 敵FOBや敵装甲車の破壊 | 工兵・LAT・HAT | 必要ならMedicを付ける |
| ③FIRETEAM C | 良い位置につく 射撃能力を活かした遠距離戦 | 機関銃兵・軽機関銃兵・グレナディア・マークスマン | 必要ならMedicを付ける |

いかにSQUADが通常のFPSとは違う性質を持っていて、連携や偵察、FOBなどの建設が重要であるとしても、やはりこれもFPSです。
戦闘の後のキル/デスを優位に保てる分隊が多ければ多いほど、そのチームは勝利に近い状態であると言えます。前述のとおり、戦闘が発生した時の敵味方の位置関係は、その戦闘の結果を大きく支配する重要なポイントです。
分隊員に周りに障害物のない大通りを闊歩させ、数秒のうちに一丁の分隊支援火器に全滅させられたのであれば、その移動方法はあまり良いものではないことがわかります。
敵からそもそも攻撃を受けないような移動方法が理想とはいえますが、たとえ見つかってしまっても、うまく身を隠し、必要であれば高いところに登れるような場所で戦闘することを心がけましょう。
歩兵分隊はMedic無しに生き残れず、Medicはその分隊のキル/デスを決める大切な要因です。
敵を倒す、倒されるといった行為には、FPSへの慣れなど、どうしようもない差などはありますが、治療・蘇生に関してはそういった経験に左右されにくく、指揮と連携によって高められる分隊の練度のうち一つです。
「遮蔽を取る」ことは、単に交戦時の被弾面積を下げるだけではなく、負傷・死傷後にメディックサポートを受けられるかどうかにも関わってきます。大抵の場合、攻撃側ほど遮蔽を取ることが難しく、防御側ほど遮蔽が取れる傾向にあります。
一般的に防御側が有利と言われ、このゲームでもそうである理由の一つに、この遮蔽・蘇生の原理があります。出来る限り遮蔽のとれた位置で戦闘しましょう。何のの遮蔽もない大通りで倒れている味方を蘇生するのは困難です。




歩兵隊はその被発見率の低さ、浸透のしやすさから、敵ユニットの動きを察知するのに適しています。
入手した情報をチーム内でうまく共有することができれば、あなたのチームの装甲車隊は長生きしやすくなりますし、迫撃砲分隊は敵のFOBを破壊でき、CAS隊は敵装甲車を次々と破壊してくれるでしょう。
Recon分隊やMortar分隊などは特にこの偵察・発見・報告の要素を強く持つ分隊ですが、Infantry分隊の分隊長でもこれと似たことは可能です。
敵陣奥深くまで潜入し、用心深く隠されたFOBを発見する必要はありませんが、装甲車の音や、現在交戦中の敵歩兵のおおまかな位置、空をとぶ航空機の向かった方向や、固定対戦車ミサイル陣地の情報を味方に伝えるのは、そう難しいことではありません。
SQUADがSQUADたるために必要なもの、例えば武器の反動、リアルな兵器の強さ、そして、分隊内通信。
自分の知った情報を仲間に伝え、声の位置から仲間の位置を把握し、共に戦うための武器と言え、この分隊内通信をうまく使いこなせる分隊こそが、SQUADの戦闘を制すると言っても過言ではありません。
ただ、8人も分隊員がいれば、どうしても不必要な情報が出てきます。分隊員は分隊長間通信が聞こえないため、どうしても無駄話が多くなりがちです。
こうった情報を分隊内通信でやりとりさせるのはできるだけ控え、必要のないかもしれない情報はローカルスピーチで話させるなどの工夫をしましょう。





司令官(以下Commander)を試してみましょう。
Commanderはチームのリソース管理について熟知していなくてもチームに貢献できる、UAVオペレーター、FOB等の施設の破壊やアーティラリー要請受諾の他に、
分隊間の通信の取りまとめ、集合地点のマーキング、チームのリソース管理について告知するといった任務があります。
Commanderが担う最も重要な任務は、敵のFOB、装甲車などを敵の妨害なしに一方的に発見できる、UAVオペレーターとしての仕事です。
特に迫撃砲との連携は非常に協力で、片方のチームだけにこれがあると、もう片方のチームのFOBは悲惨な状態になります。
UAVの燃料が切れたら、前線にロジトラックを持っていきFOBを作る、もしくは必要な分隊に渡してあげましょう。
UAVで敵のFOBを見つけたら、MAP上にマークを置きましょう。
分隊に入ってくるプレイヤーは、あなたが良く知った友人だけではありません。新人がいるかもしれませんし、マイクが使えない人、VCが不調な人がいるかもしれません。
SQUADでのブリーフィング時間は短いですが、それらの不調をチェックをすることも、分隊長であるあなたに必要なスキルの一つです。
新人が多ければ分隊として防衛を担当したり、マイクが使えない人には職務上で音声チャットを使わなくてもできる別の指示を出すなど、分隊長は出来る事がいくつも有ります。
不可能なことを指示したり、必要以上に彼らの失敗を責め立てたりするべきではありません。
分隊員を駒として使うことをためらってはいけません。彼らはあなたの命令に従うために分隊に入ってきましたし、もし命令に従わなかったり、その命令が正しいかどうかの議論をしようとしているのなら、あなたは彼らに注意しなくてはなりません。
分隊にあなたの指示を批判するようなプレイヤーがいた場合、他のプレイヤーは混乱し、より悪い結果を生みます。命令は正しいに越したことはありませんが、正しくない命令を下すことを恐れてあやふやになることは避けなくてはなりません。
常にあなたが正しいとは限りませんが、分隊員はあなたの命令に従うべきです。
時には悪意のあるプレイヤーが分隊に入ってくる時もあります。分隊長はそういったプレイヤーを分隊から追放することをためらってはいけません。
ただしこの時、何も警告せずにプレイヤーを蹴るのではなく、「何故蹴るのか」と言う理由を説明しなくてはなりません。分隊内で不正や言い争いが起こった時、これを止めさせるのも分隊長の仕事です。
分隊に怠けていたり、明らかに間違った行動をしているプレイヤーがいた場合も、これを指摘する事をためらってはいけません。しかし必ず同時に、理論的でいることも忘れてはいけません。
何が間違っていて、どうしたら改善できるのかきっちりと伝えましょう。批判されるのが好きな人はいません。あなたは公平で、礼儀正しくなければなりません。
隊員がコミュニケーションを取らなかったり、フラフラとさまよっていたり、我慢強くなかったり。これらは大抵の場合、正直に言って、分隊長であるあなたに責任があります。
目標や理念をはっきりと意識できている分隊は常にお互いのために行動し、分隊長とその命に従います。分隊員に何をするべきかをきちっと伝え、分隊を指揮しましょう。分隊員を知るために質問したりして、コミュニケーションを取りましょう。
同時に、あなたは確かに分隊の長ですが、あまり高慢にならないようにしましょう。言ってしまえば、これはビデオゲームです。誰だって失敗を指摘されるのは好きではありません。
試合に勝ちたい気持ちもわかりますが、必要以上に熱くなり、叫んだり、イライラを分隊員にぶつけるメリットはほとんどありません。常に冷静に、はっきりと喋りましょう。そうすれば、分隊員はよりあなたの命令を聞いてくれるはずです。
色々な戦術を述べてきましたが、何よりもまず分隊長にとって最も重要なのはその”人間性”と言っても過言ではありません。
SQUADにおける分隊長にはそのゲームの性質上、そのチームやコマンダー、他の分隊長、そしてやはり分隊員のに楽しい時間を提供する、様々な責任があります。
チームにとって、分隊員にとって楽しい時間を作り出し、もしかしたらその後も続くかもしれない友人としての関係を大切にすることに比べれば、そのラウンドに勝利するというのは小さな目標かもしれません。
分隊長にとって最も重要で、それでいて最も難しい事は、冷静でいることです。対戦車兵がロケットを外したり、不慣れなトランスパイロットがミスをしたり、味方があなたに情報を送りそこねても、怒り散らすべきではありません。
落ち着いて深呼吸し、冷静でいましょう。分隊長がイライラすれば、分隊員はすぐに分かります。時にはバカになることも、重要なのです。

同様に、分隊員が良い仕事をした時にはそれを称賛するべきです。分隊員で良い仕事をしたプレイヤーがいる場合は、それを伝えてみてください。
敵の猛攻をしのぎ切り、自軍FOBを守り、分隊が生き残ったのであれば、それはたいへん大きな成果です。常にポジティブでいれば、あなたの分隊員はまた、分隊に参加したいと思ってくれるかもしれません。
分隊長自身、何回も攻撃に失敗するなどして落ち込むことがあるかもしれません。そういった場合は、また別の何かを試す良い機会と捉えましょう。
無理をしてまでその拠点は落とす必要がないかもしれませんし、バックアップ用のFOBを建設したり、迫撃砲を運用したり、Transパイロットになって、他の隊長が前線で叫んでいるのを笑うのもいいかもしれません。
やれることは無限にあります!SQUADは素晴らしいゲームですが、同時にストレスの多いゲームでもあります。無理に難しいことをしようとせず、例えばFOBを作ったりしていれば、それは十分チームに対して貢献したことになります。
- もしプレイにつかれたのなら、それは恐らく休憩を取るべき時間です。SQUADは奥の深いゲームですが、もっと気楽に楽しんでもいいんです。もし疲れたのなら、SQUADを閉じ、こんな面倒くさい手引書なんて読まずになにかもっと別の楽しいことをしましょう!
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