LAV 6.0 のバックアップ(No.7)
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歩兵戦闘車紹介
LAV UP(アップグレード版のUP)またはLAV 6.0は、General Dynamics Land Systems社によって開発されたカナダ版LAV Ⅲ Kodiak装甲兵員輸送車のアップグレードバージョンである。2009年に発表されたアップグレードの内容は、アフガニスタンにおける戦闘でカナダ軍が得たデータに基づいている。アフガニスタンでカナダ軍は13輌のLAVを失い、159輌以上が路傍爆弾(IED)または敵の砲撃によって損傷した。カナダ陸軍の装甲車の強化、交換、修理の予算として発表された50億ドルのうち、約20%がLAV Ⅲのアップグレードに使用されることになった。 2011年、General Dynamics Land Systems社は550輌のカナダ軍LAV Ⅲをアップグレードする契約を獲得した。 2012年に契約が変更され、コヨーテ偵察車両に代わる追加の偵察型LAVが66両提供されることになった。最初にアップグレードされたLAV 6.0は2015年にカナダ軍に納入され、これら616台の車両はすべて2017年まで納入されることが計画されていた。LAV6.0は2035年まで稼働し続けることが計画されている。LAV6.0とその改修バージョンは海外顧客向けの輸出車両として提案されている。 アップグレードされたLAV 6.0とLAV Ⅲの最も顕著な違いは、車体底面の二重V字型構造である。これは地雷やIEDからの乗員の保護を改善するために追加された。乗員とは輸送される歩兵は、爆発エネルギーを吸収する座席によって保護される。車体の基本装甲は、オリジナルのLAV Ⅲと同じSTANAG 4569レベルⅢで、7.62×51mmのNATO小口径弾から車体全周を防御できる。また、セラミックアップリケ装甲(MEXAS)を追加することも可能である。これは152mm榴弾の空中炸裂と500m先から14.5×114mm弾を防御するもので、車体側面と上面を覆うように装着できる。おそらく装着された状態で運用されているものとみられる。2008年12月、カナダ政府はEODC Engineering, Developing and Licensing Inc. と8,150万カナダドル相当の契約を締結した。この装甲キットは、IED、HEAT弾、30mm口径徹甲弾に対する保護を強化することを目的としている。これにより、一部の情報源は前部装甲は最大30 mm機関砲弾からの攻撃に耐えることができる主張している。 ベースラインのカナダ軍車両には、M242 Bushmaster 25mmチェーンガンを装備した2人用砲塔が使用されている。M242はNATO標準の25mm弾を発射する事ができ、有効射程は2.4kmである。砲手と車長の両方がチェーンガンを射撃できる。同軸7.62mm機関銃を装備し、5.56mm機関銃を砲塔上部に装備している。 コメント
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