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Textron TAPV のバックアップ(No.7)
武装と能力
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| 座席 | 兵装 | 弾数 | 装填 時間 | 備考 | |
| 1 | 運転手 | 物資の積み下ろし | |||
| 弾薬の補給 | - | - | この車両から歩兵が直接弾薬を補給もしくはFOBに弾薬を補給できる。 | ||
| 2 | 砲手 | メインウェポン | |||
| Protector C16 | 32 | - | RWS搭載の自動式40mmグレネードランチャー。遠隔操作により、射手が安全な車内から高倍率な照準用カメラを使用して正確な射撃をすることができる。非装甲の目標に有効。 | ||
| Protector C6 | 1000 | - | RWS搭載の7.62mm弾の汎用機関銃。遠隔操作により、射手が安全な車内から高倍率な照準用カメラを使用して正確な射撃をすることができる。歩兵に対して有効。 | ||
| カウンターメジャー | |||||
| 発煙弾発射機 | 2 | - | 煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵よる捕捉をかく乱させる。 | ||
| オプティクス | |||||
| ズーム・オプティクス | - | - | 2段階にズームする基本的な光学サイト。 | ||
| スタビライザー | - | - | 移動中の照準のブレを低減する。 | ||
TAPVはカナダ軍にのみ登場するユニークな軽車両のひとつです。アップデートにより,重機関銃と汎用機関銃の2つのバリエーションは40mm自動グレネードランチャーと7.62mm汎用機関銃を備えたRWSシステムに統合されました。
同格として配備されるBRDMやTigrなどといった軽車両に対しては角度など条件が良ければ正面は重機関銃にも耐える装甲があるため、以前の重機関銃搭載型のバリエーションではその機動性の高さも相まって強力な対車両能力を持ち合わせていましたが、新しくアップデートされてからは、トラックやテクニカルといった非装甲車両には対抗可能なものの、それ以上の装甲を持つ車両に対しては車両そのものにダメージを与えて撃破に至るまでの攻撃手段を持ち合わせていないため、遭遇時にはグレネードランチャー等でタイヤなどを破壊しながらスモークと機動性を活かして離脱するのが良いでしょう。

M1117 Guardianは、装甲警備車両(ASV)とも呼ばれ、V-100及びV-150 Commando装甲車シリーズをベースにした後方警備車両であり、1990年代後半Textron Systemsによって開発された。最初のプロトタイプは1997年2月に登場し、M1117の連続生産は1999年から2000年初頭にかけて始まった。
M1117は、特殊な地雷耐性車体を持った最初のアメリカ軍用車両の1つであり、2001年以降、イラクとアフガニスタンにおける米軍に対する即製爆弾(IED)による脅威に対抗する車両として採用され、アメリカ軍憲兵隊と車列を護送する警備部隊によって使用された。装甲はベースとなったV-150 Commandoシリーズから強化され、12.7mm NATO徹甲弾や、5㎏の対戦車地雷、上空15mでの155mm榴弾の炸裂、RPG-7による攻撃に耐えられるほどに強化されている。武装は、Mk19グレネードランチャーとM2HB重機関銃を、AAV7水陸両用装甲車で使用されているものと同じ砲塔に搭載している。また、砲手ハッチにM240H汎用機関銃を装備している。
Textron TAPV(戦術装甲パトロール車両)は、カナダ軍が現在運用している装甲車である。この車両は米軍に採用されたM1117ASVをより重装甲化したアップグレード版の車両である。
TAPVは、車両の乗員を最大限に保護する目的で複合装甲を装備しており、装甲はベースとなったM1117よりも約20%優れているとされる。また、TAPVの車体下部はベース車両と同様にV字型になっており、これは地雷やIEDの爆発に対応するものとなっている。
現在カナダ軍には500両が納入されており、さらに100両の追加発注の予定がある。
TAPVは、M151 Protector RWSを装備しており、C6 7.62mm汎用機関銃とHK GMG40mmグレネードランチャーまたはM2HB 12.7mm重機関銃のどちらかをRWSに搭載可能である。また、RWSにはスモークグレネードランチャーが装備されている。
365馬力(272kw)を供給するカミンズQSLディーゼルエンジンを搭載しており、車両の最高速度は105km/h (65mph)、最大航続距離は644km (400マイル)である。車両はアイリッシュティモニー社によって開発された独立したサスペンション車軸システムを搭載し、戦闘中のパンクを防止する中央タイヤ膨張システムを備えている。
TAPVの配備により、カナダ軍は現在運用中のRG-31Nyala MRAPとCoyote装甲車を徐々に置き換える予定。最初の量産車は2014年に配備される予定だったが2016年に変更された。
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