BMP-2 のバックアップの現在との差分(No.1)

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|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|489|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''歩兵戦闘車''|
|製造国|ロシア連邦|
|設計 / 製造|チェリャビンスク・トラクター工場|
|座席数|15|
|座席数|10|
|搭載物資|600|
|リスポーン時間|15分|
|チケット|10|

*武装と能力 [#e46bf5f5]

|CENTER:BGCOLOR(#ddd):2*0|CENTER:24|210|>|CENTER:40|400|c
|>|BGCOLOR(#555):COLOR(White):座席|兵装|弾数|装填&br;時間|備考|h
//1番席
//カウンターメジャー
|1|操縦手|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''カウンターメジャー''|
|~|~|煙幕展開装置|30秒|-|車体側面から継続的に煙幕を展開することによって敵による捕捉をかく乱させる。|
|~|~|煙幕展開機能|30秒|-|ディーゼルエンジンの排気システムに燃料を噴射することによって車体右側面から煙幕を展開し、敵から自車両や味方歩兵を隠蔽する。|
//サブウェポン
|~|~|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''物資の積み下ろし''|
|~|~|弾薬の補給|-|-|この車両から歩兵が直接弾薬を補給もしくはFOBに弾薬を補給できる。|
//2番席
//メインウェポン
|2|砲手|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''メインウェポン''|
|~|~|PG-15V (HEAT)弾|70|-|73mm低圧滑空砲から発射する。軽装甲車両から同等程度の装甲をもつ歩兵戦闘車クラスまで、ある程度の装甲車両に対して有効。|
|~|~|OG-15V弾|230|-|榴弾。歩兵や非装甲車両に対してかなりの威力を発揮する。|
|~|~|9M14 Malyutka|2|5.5秒|有線誘導可能な対戦車ミサイル。|
|~|~|3UBR6 AP|160|-|2A42 30mm機関砲から発射する。軽装甲車両から同等程度の装甲をもつ歩兵戦闘車クラスまで、ある程度の装甲車両に対して有効。|
|~|~|3UOR6 HE-T|300|-|榴弾。歩兵や非装甲車両に対してかなりの威力を発揮する。|
|~|~|9M113 Konkurs|4|12.5秒|有線誘導可能な対戦車ミサイル。|
//
//サブウェポン
|~|~|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''サブウェポン''|
|~|~|7.62mm機関銃PKT|800x2|-|主砲右側に装備された同軸機関銃。|
//
//カウンターメジャー
|~|~|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''カウンターメジャー''|
|~|~|902V Tucha 2連装発煙弾発射器×4|2|-|煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵による捕捉をかく乱させる。|
//
//オプティクス
|~|~|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''オプティクス''|
|~|~|1PN22M2|-|-|6x/6.7xの倍率を持つ昼夜兼用照準サイト。|
|~|~|2E36-4|-|-|移動中の照準のブレを低減するスタビライザー。|
|~|~|BPK-2-42|-|-|最大6xの倍率を持つ昼夜兼用照準サイト。|
|~|~|ハンターキラー能力|-|-|砲手と車長が視点を同期することでスムーズに敵を補足することができる。|
//3番席
//カウンターメジャー
|3|車長|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''カウンターメジャー''|
|~|~|902V Tucha 2連装発煙弾発射器×4|2|-|煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵による捕捉をかく乱させる。|
|~|~|902V Tucha 3連装発煙弾発射器×2|2|-|煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵から自車両を隠蔽する。|
//
//オプティクス
|~|~|>|>|>|BGCOLOR(#fc2):''オプティクス''|
|~|~|TKN-3B|-|-|5x/4.2xの倍率を持つ昼夜兼用双眼視察装置|
|~|~|スタビライザー|-|-|移動中の照準のブレを低減する。|
|~|~|TKN-3BP|-|-|5x/4.2xの倍率を持つ昼夜兼用双眼視察装置|
|~|~|ハンターキラー能力|-|-|砲手と車長が視点を同期することでスムーズに敵を補足することができる。|
*特徴、アドバイス、補足 [#tips]
//ここに解説
砲身上に装備された9M14Mマリュートカ
&attachref(./9M14.png,nolink,);
-車両を運用するための乗員席が3席に7席の後部兵員室があります。
-BMP-2はロシア連邦軍にとってイギリス軍におけるウォーリアやアメリカ軍のブラッドレーといった歩兵戦闘車の対抗車両として実装されました。そのため、同様に歩兵戦闘車に分類されているBTR-82Aよりも強力な攻撃力と防御力があります。
-BMP-2に搭載されたShipunov 30mm機関砲は高い発射レートを誇っているため高い攻撃力を発揮できます。
-また、BMP-2は砲塔の上部に取り付けられたATGMを装備しています。 射程とダメージはSpandrelのミサイルと似ていますが、リロードにはもっと時間がかかります。
-BMP-2は将来的にBMP-2Mに切り替えられロシア軍の装備事情を反映したものになる予定です。

//&ref(,nolink,50%);
*ゲーム内映像 [#image]
#youtube(https://www.youtube.com/watch?v=_k9F88d1sio);
#youtube(https://www.youtube.com/watch?v=Auylt6Hl6l0);
*歩兵戦闘車紹介 [#introduction]
//実車の紹介を自由にどうぞ
「BMP」とは「(ロシア語: БМП(Боевая Машина Пехоты、キリル文字をアルファベット表記するとBoyevay Mashina Pekhoty):バエヴァヤ・マシーナ・ピェホートゥィ」の頭文字をとったもので、ロシア語で「歩兵用戦闘車両」の意味である。
ソ連が開発したBMP-1は、画期的な新車種である戦闘兵車であったが、当然年月が経過するにつれて問題点や旧式化する部分が出てきた。また、BMP-1の登場により、西側では対抗するための装甲兵車が次々と登場した。例えば後のドイツ戦闘兵車シリーズになるマルダーは元々開発が進められていたが、BMPショックによって開発が加速され、1970年に制式化されている。マルダーは、BMPと比べて車体が大型になり、後部兵員室の天井を高くするなどして居住性に配慮がなされている。武装も貫徹力が高く持続射撃に長けたラインメタル社製20mm機関砲Mk20 RH202を装備していた。フランス陸軍も、1965年から進めていた水陸両用装甲兵車計画をAMX-10Pとして完成させ、1972年には量産を開始した。AMX-10Pの車体はBMP-1よりも小型にまとめられているものの、重量は重く防御力はAMX-10Pのほうが高い。AMX-10Pが装備するGIAT社製20mm機関砲M693は、歩兵支援用の榴弾と対装甲用の徹甲弾を即座に切り替えられる二重給弾システムを採用している。
この手の戦闘兵車とBMP-1が遭遇した場合、低圧砲を初弾で命中させることができなければ、彼らが装備する機関砲に簡単に撃破される可能性が高く、必中を期して停車し、対戦車ミサイルを発射しようとしても先に機関砲によって撃破される可能性が高かった。また、NATOはこの頃になると、小型軽量なヘリコプター(BO105PやSA342)に機関砲やHOT対戦車ミサイルを装備させた武装ヘリコプターを大量に配備していた。それに加え、本格的な対戦車ヘリであるアメリカのAH-1がベトナムで活躍しつつ改良されていった。地形に沿って低高度から突然襲い掛かるこの手のヘリコプターに対して、BMP-1は兵員室に保管してある携行地対空ミサイルで反撃する余裕がない限り基本的に無力であった。
これらの問題を受けて、BMP-1の近代化改修を行うこととなり、制式化された車両がBMP-2である。

それまでの、敵戦車や敵陣地への攻撃は随伴する戦車が行い、自身は兵士を戦場まで輸送して降車するまでの間に敵の砲火から防護するだけであった装甲兵員輸送車と違い、敵戦車を直接攻撃することのできるだけの武装を持ち、歩兵を乗車させた状態で戦闘を行わせることができる、という本車の登場は、従来の装甲輸送車両に比べて非常に画期的とされ、いわゆる「BMPショック」を西側諸国にもたらした。
BMP-2は、BMP-1の車体を可能な限り流用することで生産コストを低減しているため、エンジンはBMP-1と同系統のものを採用している。操縦手の配置はBMP-1と変わらないが、車長は大型になった砲塔に砲手と乗ることにより、全周視界を得られるようになった。砲塔が大型化した分、後部兵員室上部のハッチが四つから二つに減っている。
装備する30mm 2A42機関砲は、基本340発の榴弾と160発の徹甲弾、計500発の機関砲弾を車内に搭載し、砲手が徹甲弾と榴弾を任意に切り替えることができるデュアルフィード設計になっている。発射速度は単発、低速連射(毎分200発~300発)、高速連射(500発~800発)の切り替えができる。砲の仰角は75度まで取ることができ、BMP-1の欠点であった対空戦闘能力が格段に向上している。砲塔上部に装備された対戦車ミサイルは初期は9M111 ファゴット(NATOコードネーム:AT-4 スピゴット)であったが、後期型は9M113 コンクールス(NATOコードネーム:AT-5 スパンドレル)を装備している。
砲塔は電動旋回式でスタビライザーを装備しているため行進間射撃が可能である。射撃統制装置は微光増倍方式の暗視装置を装備しており、夜間で650mまで視認することが可能である。さらに完全な暗闇に対応するために赤外線投光器によって視界を得る赤外線アクティブ方式の暗視装置も装備している。
主兵装以外に携行地対空ミサイル発射器とミサイル2発、RPGの弾頭5発を運搬できる。
装甲はBMP-1とほぼ変わらず、車体正面は23㎜徹甲弾に何発か耐え、側面は30mまでの距離からの7.62mm徹甲弾を防ぐことができる。
BMP-2はBMP-1と同じく水上航行機能を持っているがBMP-2D(Desantnaya - 突撃)には車体の側面、操縦手席と車長席の下に空間装甲として機能する増加装甲、および砲塔に厚さ6mmの増加装甲が取り付けられている。この改修により重量が増加したため、水上航行機能が失われた。また、車体前面の下部に地雷除去システムを装備することができる。BMP-2Dは1982年以降、アフガニスタン紛争に投入された。紛争中に初めてこの車両を見た西側のオブザーバーはBMP-2Eと呼んだ。
乗員は3名で、7名の兵員を輸送することができる。6名の兵士は後部の兵員室に搭乗する構造で、3人がけの座席2列に背中合わせに座る。残る1名は砲塔の左前、操縦士の後ろの座席に搭乗する。ここは本来は分隊長の席だったが、後部兵員室と隔離されており、兵士たちを指揮するのに不便なことから、分隊長は後部兵員室に座り、前席には機関銃手などが座るケースが多くなった。この点に関しては後部兵員室に下車戦闘班8名全員が搭乗できるBMP-1よりも劣っている。

1950年代末に西ドイツ、フランス両国が相次いで開発した先駆者たちと共に、BMP-1は"重武装の砲塔を搭載して戦闘に積極的に参加する能力を持ち、かつ輸送する歩兵にも乗車させたまま戦闘を行わせることができる"という「歩兵戦闘車(IFV:Infantry Fighting Vehicle/ICV:Infantry Combat Vehicle)」と呼ばれる、新たな装甲戦闘車両の分野を生み出すこととなった。
近代化型であるBMP-2M"Berezhok"は、砲塔を30mm 2A42機関砲、PKMT 7.62mm同軸機関銃を搭載し、さらに上面後部にAGS-30グレネードランチャー、砲塔両側面に9M133M 'Kornet-M'の連装ランチャー、およびBMD-4に装備されている新型昼夜兼用サイトBPKZ-42を装備したB05Ya01 Berezhok砲塔に換装したものである。この砲塔はBTR-90にも採用されている 。この"Berezhok"アップグレードはアルジェリアに採用された。また、ロシアは数百台の車両をアップグレードする予定である。
後継車と目されるBMP-3の国内生産数がさほど多くなく、相当数のBMP-2がロシア陸軍に存在しているが、将来次世代の歩兵戦闘車によって更新されるまでは、この車種が近代化改修を施されながら主力歩兵戦闘車として、ロシア陸軍を支えて行くことになるだろう。

BMP-1は、水上の航行を想定して舟艇型の車体を採用しており、このため車体前部が突き出た非常にシャープな印象を与えている。装甲はエンジンの点検ハッチを軽量化の目的でアルミ・マグネシウム合金製としている他は、主要部分に防弾鋼板を採用して防御力を高めている。特に命中箇所になりやすい場所には強度の高い防弾鋼板を採用するなど、コストに響かないように工夫して設計されている。車体前部の装甲厚は、下部は防弾鋼板19mm、上面傾斜部は7mmで80度傾斜による装甲厚の増加効果が含まれ37mmに相当する厚みを稼いでおり、30mm機関砲弾程度の直撃に耐えることができた。車体の軽量化により、車体側面などの装甲厚が犠牲となっており、アフガニスタンでソ連軍が使用した車輌や、輸出され、中東戦争に投入され車輌の中には、重機関銃や命中箇所によっては軽機関銃の徹甲弾により損害受けた車輌も多かったようである。

車体後部の兵員室は、兵士が背中合わせで配置されている。搭乗した兵士は車体側面に装備されたガンポートからAKを射撃することができる。なお、兵士が座る座席の背もたれ部分と後部扉には燃料タンクが配置されており、ガソリンより揮発性が低いディーゼル燃料を使用しているとはいえ、側面の薄い装甲を貫通された場合、燃料漏れや火災が発生する可能性が高かった。もともとヨーロッパの平原で横隊による無停止進撃による運用を想定しており、アフガニスタンでのような単独行動や一本道で一列になって移動する際に側面を撃たれるというような想定はされていなかったのかもしれない。

水上航行の際には、履帯の駆動による水かき効果を推進力としている。前述のとおり舟艇型の車体構造のおかげで同時期のアメリカ製装甲兵員輸送車M113のように波切板を立てるなどの事前準備なしにそのまま川に入り渡河することが可能だ。

動力となるパワーパックは車体前方右側に集中配置されており、300hpの液冷式6排気筒ディーゼルエンジンを搭載している。エンジン出力が300hpと比較的低いが、総重量が12.6tと軽量にまとめられているため、最高速度は65kmと比較的速い。パワーパック上部は点検パネルとして総て取り外すことができ、整備性の向上に一役買っている。

パワーパックの配置上、操縦手と車長はパワーパックの左側にタンデム式に配置されており、指示命令が明瞭に届く位置関係になっている。しかし、この配置は車長が全周を見渡すことができず、また、後述する砲塔旋回の部分で致命的な欠陥を引き起こしている。操縦席からの視界は、非戦闘時は他の車両と同じようにハッチを開けて操縦し、戦闘時は前方と左右に設けられた3か所のペリスコープによって確保する。夜間の無灯火機動の際は正面部分のペリスコープに赤外線暗視装置をはめ込み、前照灯に赤外線フィルターを装着して視界を確保する。長距離移動の際には、自車の位置を見失わないように、各車に電子ジャイロコンパスが装備されている。

73㎜低圧砲は携帯無反動砲SPG-9を基本として開発されたもので、弾頭部分はSPG-9と共通化されているが直接的な意味での弾薬の互換性は無い。73㎜低圧砲で使用するPG-15V HEAT弾は350mmの装甲鋼板を貫通する。これはM60A1、Chieftain、Leopard 1など、BMP-1の登場時期である1970年代のNATO MBTの正面装甲を貫通するには十分すぎる性能だった。近代化されたPG-9は最大400mmの装甲鋼板を貫通することができる。 一応最大有効射程距離は1300m程度とされる。ただし、基本的には低圧砲であり、砲弾が方針から飛び出た瞬間にフィンを開き、ロケットモーターに点火して飛翔する一種のロケット弾であるため、命中精度は500mを超えてから風の影響などを受けて急速に落ちる。

自動装てん装置により8~10秒に一発の発射速度で射撃することができ、砲手による素早い手動装填も可能である。砲弾は40発が搭載されている。同軸機銃としてPKTが装備されており、2000発の機銃弾が搭載されている。

9M14Mマリュートカ・有線誘導ミサイルは射程3000mであり、命中すれば400m程度の装甲を貫通することができる。ただし、他の同時期の有線誘導ミサイルと同じように飛翔速度が遅い。ミサイルの誘導は砲手が照準装置のレティクルに目標を合わせて誘導用のジョイスティックを用いて行うため、命中させるには訓練が必要である。4発の予備弾が車内に搭載され、車内から装填口を介して1分程度で装填できる。

砲塔は全周旋回が可能だが、車長用の赤外線サーチライトが付属した旋回式キューポラに砲身が当たってしまうため、10~11時方向は実質照準することができない状態となっていた。また、車体後方に砲を向けた場合、後部兵員室の上部ハッチを開けることができなかった。

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