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FV520 WCSP のバックアップ(No.2)
武装と能力
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| 座席 | 兵装 | 弾数 | 装填 時間 | 備考 | |
| 1 | 操縦手 | カウンターメジャー | |||
| 煙幕展開装置 | 30秒 | - | 車体側面から継続的に煙幕を展開することによって敵よる捕捉をかく乱させる。 | ||
| 物資の積み下ろし | |||||
| 弾薬の補給 | - | - | この車両から歩兵が直接弾薬を補給もしくはFOBに弾薬を補給できる。 | ||
| 2 | 砲手 | メインウェポン | |||
| CTAS40 APFSDS | 80 | - | ケーステレスコープ兵器システム砲CTAS40からAPDSを発射する。軽装甲車両から同等程度の装甲をもつ歩兵戦闘車クラスまで、ある程度の装甲車両に対して有効。 | ||
| CTAS40 HESH | 80 | - | HESH(粘着榴弾)。歩兵に対してはかなりの威力を発揮するが車両に対しての威力は期待できない。 | ||
| サブウェポン | |||||
| L94A1 7.62mm機関銃 | 200x10 | - | 同軸機関銃。 | ||
| カウンターメジャー | |||||
| 66mm発煙弾発射機 | 2 | - | 煙幕を発生させる擲弾を砲塔から180度にわたって一斉に射出することによって敵による捕捉をかく乱させる。 | ||
| オプティクス | |||||
| ズーム・オプティクス | - | - | 2段階にズームする基本的な光学サイト。 | ||
| スタビライザー | - | - | 移動中の照準のブレを低減する。 | ||
| ハンターキラー能力 | - | - | 砲手と車長が視点を同期することでスムーズに敵を補足することができる。 | ||
| 3 | 車長 | オプティクス | |||
| ズーム・オプティクス | - | - | 3段階にズームする基本的な光学サイト。 | ||
| スタビライザー | - | - | 移動中の照準のブレを低減する。 | ||
| ハンターキラー能力 | - | - | 砲手と車長が視点を同期することでスムーズに敵を補足することができる。 | ||
このゲームに登場するIFVの中でWarriorはBladleyに次ぐ強力な装甲を持っています。Warriorの正面装甲は、RPG HEAT弾頭又は対戦車ミサイルのみ貫通することができ、側面は重機関銃の射撃に耐え、背面は小火器の射撃に耐えることが出来ます。
同様の役割を果たしている他のIFVと比較して、その側面装甲はM2 Bradleyと同等ですが、BradleyにはTOWミサイルが装備されている点で差がついています。BTR-82AはWarriorよりも2人多い11人の兵士を運ぶことができますが、Warriorは7人の兵士しか運ぶことはできません。
これらの要因のすべてを考えると、WarriorはM2 BradleyとBTR-82Aの中間の性能を有しているといえます。正面装甲はBTR-82Aのものよりも優れており、Bradleyの正面装甲よりわずかに劣り、BTR-82Aよりは少ないですが、Bradleyよりも多くの兵士を運ぶことができます。
1972年、イギリスでは1960年代から使用されているFV432装甲兵員輸送車を更新する必要があり、後継車両としてGNK社のMCV80(Mechanised Combat Vehicle 80)と呼ばれる歩兵戦闘車と、アメリカのFMC社で開発中であったXM2(後のM2ブラッドリー)歩兵戦闘車の評価が始められた。1980年6月にはMCV80歩兵戦闘車の採用が発表され、「FV510」の制式呼称が与えられて先行生産型が製作、運用試験が開始された。「ウォーリア」(Warrior:戦士)と名付けられた生産型の量産は1986年1月から始まり、その年の暮れには最初の生産型が完成した。その後イギリス陸軍の縮小が進み、これに伴い当初1,053両が要求されていたウォーリア歩兵戦闘車も789両まで削減され、1995年にイギリス陸軍向けとしては最後のウォーリア歩兵戦闘車が引き渡されている。輸出に関しては1992年にクウェートがデザート・ウォーリア歩兵戦闘車の採用を決めている。クウェートは254両のデザート・ウォーリア歩兵戦闘車を発注し、1997年には納入が終了している。現在ウォーリア歩兵戦闘車の生産ラインは、デモンストレイターの生産や損傷車両の修理等のために維持されており、注文があり次第いつでも生産を再開することができるという。ウォーリアは装甲戦闘車ファミリーとして歩兵戦闘車以外にも機械化戦闘修理車や歩兵指揮車などの派生型が数種類存在する。
ウォーリア歩兵戦闘車の車体は、防弾アルミ板の全溶接構造である。おそらく車体全周で14.5mm徹甲弾、155mm空中炸裂榴弾の弾片、9kgの対戦車地雷に耐えられるものとみられる。また、車体正面は25mm砲弾にも耐えるといわれている。1990年の湾岸戦争時、イラク侵攻に備えてサウジアラビアに展開したウォーリア歩兵戦闘車には現地で追加装甲が装備された。主に車体側面の両側にパッシブ装甲のパネルをボルト止めしたフレームが追加され、操縦手席前方にも増加装甲が取り付けられた。ウォーリアの装甲はボスニアにおける国際連合保護軍(UNPROFOR)での平和維持活動において、小火器やRPG、対戦車ミサイル、対戦車地雷による攻撃に耐えた。
湾岸戦争では、アメリカ空軍所属のA-10攻撃機から誤って発射されたAGM-65 Maverick対地ミサイルにより、2輌のウォーリアが撃破されている。
武装は王立造兵廠製の81.3口径30㎜RARDEN砲L21A1を二人乗りのGKN社製Sankey砲塔に搭載している。他の多くの車載機関砲がベルトフィード又はドラムフィードのシステムを採用する中、RARDEN砲は3発入りのクリップによる手動装填式である。機関砲本体のマガジンに最大2つのクリップ保持出来るため、連射モードでは最大6連射できる。手動装填であるため、他の機関砲に比べて連射性能と火力持続性の点で大幅に劣る。榴弾としてL13A1HEIが使用されているが、炸薬量が少ないため同軸機関銃を使用することも多い。徹甲弾であるL14A2APDSは1500㎜の距離から40㎜の装甲貫徹能力を持ち、ロシアで使用されている30㎜ 2A42機関砲の25㎜よりも高い。しかし、スタビライザーによって安定化されていないため、行進間射撃は行えない。同軸機関銃としてL94A1(EX-34)7.62mmチェーンガンを装備している。また、砲塔正面左右に4連装発煙弾発射機VIRSS(Visual and Infrared Screening Smoke)を装備している。
ウォーリアは夜間戦闘用にパッシブ型微光増倍暗視装置を装備していたが、8倍の倍率を持つThales Optronics社製Battle Groupe Thermal Imaging(BGTI)サイトに順次置き換えられていき、2007年までに350輌のウォーリアが改修を受けた。
ウォーリアは2040年までの運用を目指して、デジタルFCSや安定化された40mm機関砲への換装を含むさらなる改修を予定している。
重量は25.4トン(25.0トン、28.0トン)。パーキンズV-8コンドルディーゼルで550馬力(410kW)、道路上では46mph(74km / h)、道路外では31mph(50km / h)の速度で走行可能であり、不整地でもChallenger 2主力戦車に追随することが可能である。
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