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BMP-1 ZSU-23-2
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BMP1_ZU.jpg

分類装甲兵員輸送車両
製造国ロシア連邦
設計 / 製造チェリャビンスク・トラクター工場
座席数19
搭載物資600
リスポーン時間8分
チケット5

武装と能力 Edit

座席兵装弾数装填
時間
備考
1操縦手カウンターメジャー
煙幕展開装置30秒-車体側面から継続的に煙幕を展開することによって敵よる捕捉をかく乱させる。
物資の積み下ろし
弾薬の補給--この車両から歩兵が直接弾薬を補給もしくはFOBに弾薬を補給できる。
2砲手メインウェポン
ZSU-23-2120x10-ZSU-23-2対空砲を発射する。軽車両から同等程度の装甲をもつ装甲兵員輸送車クラスまで、ある程度の装甲車両に対して有効。
3車長メインウェポン
TKN-3B--5x/4.2xの倍率を持つ昼夜兼用双眼視察装置

特徴、アドバイス、補足 Edit

歩兵戦闘車であるBMP-1の上部に、ソ連製ZU-23-2対空機関砲を搭載した車両。「対空」機関砲とは名ばかりで、Squadにおいては主に地上目標に向けて使われる。しかし、度重なるアップデート徐々に対空戦闘の使い勝手に改善が入っていて移動目標に当てられる技量があれば対空兵器としても十分にその能力を発揮できる。
その非常に高い発射レートにより、歩兵がまともに食らえば一瞬で一網打尽となってしまうだろう。
しかし、地上設置式の銃座を無理やり搭載した関係上、射手は常にむき出しであり、また発射音が非常に特徴的ですぐに判別できることから、ひとたび存在を気取られれば射手の生存率は非常に低くなる。
加えて、照準器が一切付いておらず目測で射撃しなければならないため、有効に稼働させるにはそれなりの技が必要になるだろう。
しかし、兵員輸送能力は健在なため、機関砲の運用を諦めて移動弾薬庫として歩兵の後方に随伴させる使い方もアリだろう。
機関砲を運用する際は、上記の点に加え、その高いレート故に弾倉をすぐ撃ち尽くしてしまう事、そしてリロードに非常に長い時間がかかる事を念頭に置いて運用しよう。

装甲兵員輸送車両紹介 Edit

「BMP」とは「(ロシア語: БМП(Боевая Машина Пехоты、キリル文字をアルファベット表記するとBoyevay Mashina Pekhoty):バエヴァヤ・マシーナ・ピェホートゥィ」の頭文字をとったもので、ロシア語で「歩兵用戦闘車両」の意味である。

それまでの、敵戦車や敵陣地への攻撃は随伴する戦車が行い、自身は兵士を戦場まで輸送して降車するまでの間に敵の砲火から防護するだけであった装甲兵員輸送車と違い、敵戦車を直接攻撃することのできるだけの武装を持ち、歩兵を乗車させた状態で戦闘を行わせることができる、という本車の登場は、従来の装甲輸送車両に比べて非常に画期的とされ、いわゆる「BMPショック」を西側諸国にもたらした。

1950年代末に西ドイツ、フランス両国が相次いで開発した先駆者たちと共に、BMP-1は"重武装の砲塔を搭載して戦闘に積極的に参加する能力を持ち、かつ輸送する歩兵にも乗車させたまま戦闘を行わせることができる"という「歩兵戦闘車(IFV:Infantry Fighting Vehicle/ICV:Infantry Combat Vehicle)」と呼ばれる、新たな装甲戦闘車両の分野を生み出すこととなった。

BMP-1は、水上の航行を想定して舟艇型の車体を採用しており、このため車体前部が突き出た非常にシャープな印象を与えている。装甲はエンジンの点検ハッチを軽量化の目的でアルミ・マグネシウム合金製としている他は、主要部分に防弾鋼板を採用して防御力を高めている。特に命中箇所になりやすい場所には強度の高い防弾鋼板を採用するなど、コストに響かないように工夫して設計されている。車体前部の装甲厚は、下部は防弾鋼板19mm、上面傾斜部は7mmで80度傾斜による装甲厚の増加効果が含まれ37mmに相当する厚みを稼いでおり、30mm機関砲弾程度の直撃に耐えることができた。車体の軽量化により、車体側面などの装甲厚が犠牲となっており、アフガニスタンでソ連軍が使用した車輌や、輸出され、中東戦争に投入され車輌の中には、重機関銃や命中箇所によっては軽機関銃の徹甲弾により損害受けた車輌も多かったようである。

車体後部の兵員室は、兵士が背中合わせで配置されている。搭乗した兵士は車体側面に装備されたガンポートからAKを射撃することができる。なお、兵士が座る座席の背もたれ部分と後部扉には燃料タンクが配置されており、ガソリンより揮発性が低いディーゼル燃料を使用しているとはいえ、側面の薄い装甲を貫通された場合、燃料漏れや火災が発生する可能性が高かった。もともとヨーロッパの平原で横隊による無停止進撃による運用を想定しており、アフガニスタンでのような単独行動や一本道で一列になって移動する際に側面を撃たれるというような想定はされていなかったのかもしれない。

水上航行の際には、履帯の駆動による水かき効果を推進力としている。前述のとおり舟艇型の車体構造のおかげで同時期のアメリカ製装甲兵員輸送車M113のように波切板を立てるなどの事前準備なしにそのまま川に入り渡河することが可能だ。

動力となるパワーパックは車体前方右側に集中配置されており、300hpの液冷式6排気筒ディーゼルエンジンを搭載している。エンジン出力が300hpと比較的低いが、総重量が12.6tと軽量にまとめられているため、最高速度は65kmと比較的速い。パワーパック上部は点検パネルとして総て取り外すことができ、整備性の向上に一役買っている。

パワーパックの配置上、操縦手と車長はパワーパックの左側にタンデム式に配置されており、指示命令が明瞭に届く位置関係になっている。しかし、この配置は車長が全周を見渡すことができず、また、後述する砲塔旋回の部分で致命的な欠陥を引き起こしている。操縦席からの視界は、非戦闘時は他の車両と同じようにハッチを開けて操縦し、戦闘時は前方と左右に設けられた3か所のペリスコープによって確保する。夜間の無灯火機動の際は正面部分のペリスコープに赤外線暗視装置をはめ込み、前照灯に赤外線フィルターを装着して視界を確保する。長距離移動の際には、自車の位置を見失わないように、各車に電子ジャイロコンパスが装備されている。

73㎜低圧砲は携帯無反動砲SPG-9を基本として開発されたもので、弾頭部分はSPG-9と共通化されているが直接的な意味での弾薬の互換性は無い。73㎜低圧砲で使用するPG-15V HEAT弾は350mmの装甲鋼板を貫通する。これはM60A1、Chieftain、Leopard 1など、BMP-1の登場時期である1970年代のNATO MBTの正面装甲を貫通するには十分すぎる性能だった。近代化されたPG-9は最大400mmの装甲鋼板を貫通することができる。 一応最大有効射程距離は1300m程度とされる。ただし、基本的には低圧砲であり、砲弾が方針から飛び出た瞬間にフィンを開き、ロケットモーターに点火して飛翔する一種のロケット弾であるため、命中精度は500mを超えてから風の影響などを受けて急速に落ちる。

自動装てん装置により8~10秒に一発の発射速度で射撃することができ、砲手による素早い手動装填も可能である。砲弾は40発が搭載されている。同軸機銃としてPKTが装備されており、2000発の機銃弾が搭載されている。

9M14Mマリュートカ・有線誘導ミサイルは射程3000mであり、命中すれば400m程度の装甲を貫通することができる。ただし、他の同時期の有線誘導ミサイルと同じように飛翔速度が遅い。ミサイルの誘導は砲手が照準装置のレティクルに目標を合わせて誘導用のジョイスティックを用いて行うため、命中させるには訓練が必要である。4発の予備弾が車内に搭載され、車内から装填口を介して1分程度で装填できる。

砲塔は全周旋回が可能だが、車長用の赤外線サーチライトが付属した旋回式キューポラに砲身が当たってしまうため、10~11時方向は実質照準することができない状態となっていた。また、車体後方に砲を向けた場合、後部兵員室の上部ハッチを開けることができなかった。

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